化学療法による脱毛に備えてケア帽子2種を手作りした話

DAY175
こんにちは、ひららんです。朝は冷え込んだけど昼間はとっても暖かくて助かります。

化学療法が始まったら髪が抜けると聞いていたので、ケア帽子は要るだろうということで一時退院中に2種類縫ったお話をしますね。


切らずに縫うからタオルにも戻せる帽子

ネットでいろいろ検索したところ、完成品のケア帽子を洗濯の余裕を持って数を揃えるのはとてもお高いことが分かったので、一時退院で比較的元気で時間があったので作ってみることにしました。編むか縫うか一瞬迷いましたが(手編みのニット帽かわいいよね)、どんどん抜けていくであろう髪の毛に対応するには毛糸ではお手入れが厳しかろうと今回は縫うことに。

タオルで縫ったら肌触りも良さそうなので「タオル帽子」で検索し、たくさん出てくる素敵なデザインにけっこう迷いましたが、「タオルを切らずに縫ったら帽子の役割を終えたタオルをタオルに戻すことができる」というポイントに惹かれてコレに決めました。タオル帽子の作り方 - 医療用ウィッグを作る美容師JUNのブログ♪ 三重県津市

友達からは「お見舞いに好きなタオルを選べ!」と応援をもらっちゃうし(愛されてます…ほんとありがと…今治タオルと泉州タオルで迷いに迷って泉州タオルに決定)、家にある使えそうなタオルと新品の先週タオル、そして母からもらった今治タオルでちくちく手縫いして完成。

かぶると、こんな感じになります。セルフィー撮り慣れてないから目付きが怖くなっていたので自主規制

肌触りも良く暖かく、これは3月~6月の化学療法の期間中や一時退院時も重宝しました。タオル地だからガンガン洗濯できて乾燥機にもかけられて、抜け毛もコロコロで取れるしね。デメリットといえば、ゴムを入れたりしなかったので脱げやすいことくらい。ちょっと上を向いた拍子に落ちそうになって焦ったこともありました。

ベビーTシャツから作るニット地の帽子

さらに7月に入って暑くなってきたことと、骨髄移植の入院期間は化学療法より長くなるだろうと見越して、今度はベビーサイズのTシャツで作る方法を発見。『ケア帽子の作り方☆』

女性用はサイズ80、男性用はサイズ90で作るといいらしいです。

西松屋で買ってきたこんな可愛いTシャツが(最近友人から孫テロ写真を送りつけられているんだ…ちっくしょー)

こんな帽子になりました(たたんだ状態)。

かぶると、こんな感じ。


ニット地用のミシン針は行方不明だったので「みすや針」+糸はデュアルデューティーでちくちく手縫いしたけど、タオル帽子より超簡単でした!(だって本返し縫いを1本縫うだけだもんね)

赤ちゃん用のTシャツだから肌触りも良く、ぴったりフィットして脱げることもなく(寝てる間にはさすがに脱げた)、早く乾いてくれたのも良かった! デザインも可愛いのが多くてテンション上がるし(*´∀`) 唯一デメリットがあるとすれば、「新品のTシャツに鋏を入れる罪悪感」とでも言いましょうか。2つを比べて使い勝手がより良かったのはベビーTシャツ帽子に軍配が上がるかな?

外出するときはウィッグだよ

今、髪が徐々に伸びていてもう尼僧には見えなくなったけど、まだ全部の毛穴からは出てきていないのか、圧倒的に髪の量が足りないのか寒いんですよね…しかも黒髪:白髪=6:4で。しかもくりんくりんwお風呂上がりなんかすごいことになってるww 染めるときは病院内の美容室に相談するといいよーと聞いているので当分はカラーもお預けの予定。外出時には「ウィッグなぼうし」が欠かせません。医療用かつら、医療用帽子に代わる全く新しい「ウィッグなぼうし」

これも友達(前述とは別の)からの愛だったよ…ほんとありがとうみんな愛してる

元気になって需要があれば、ケア帽子づくりのボランティアもありだな。こんな手抜き作品で良ければ(^_^;

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