DAY280
こんにちは、ひららんです。
今日は大好きな楽器のひとつ、胡弓についてのお話です♪
ようやく胡弓の練習を再開できたことと、わが家の胡弓の事情
体力がちょっとずつ戻ってきて、闘病で体重が減って正座が楽になったこともあってw胡弓の練習を再開することができました(*゚∀゚*)
が!
うちの胡弓は知人から譲ってもらったものなのですが、恐らく30年以上メンテフリー(違)。譲ってもらった時点で弓の白毛部分がぐるんぐるんで「痛和楽器」としてごく一部で話題になったほどの代物です。皮には穴が空いていてセロハンテープが貼ってありました。糸も、全く交換されたことがなかったようです。
前の持ち主さん、もうちょっと胡弓を愛してあげてほしかった…。
それでも「買うより安いから!」「せっかく譲ってもらえたから!」と思って使い続けていたんですが、さすがに白毛は替えました。松ヤニも、個人的お師匠(めったに会えない)から「これがお勧め」とプレゼントしてもらったもので丁寧に塗り込んで、いい音が鳴るようになったものです。
しばらくはボーイング?だけでうっとりして、そこから勘所の合わなさ(自分がヘタ)に泣かされつつ音階の練習をしたりしていました。
練習中断
毎日の仕事が忙しくなって全く胡弓に触ることができなくなり、白血病にかかってさらに楽器全般からも遠ざかることになり(歌だけは個室のときは好きに歌ってました)、骨髄移植が終わって退院してからは1日を過ごすのが精一杯で、やはり楽器とは無縁の日々が続いていました。
歌はしょっちゅう歌ってましたけども。夫と娘と三男と4人でアンサンブル未遂をやったり(なぜ未遂になるのか原因は察してください)。いや合唱いいですよね。
歌いたいなあ。
閑話休題。
そして再開したのですが…
先月、久しぶりに胡弓に触りたくなり、夫が置いておいてくれたところ(仕舞ったまま放置ともいう、スイマセンこれからはちゃんと愛します)から出してもらいました。
ところが数年前に交換した白毛が、弾くたびに切れ、松ヤニを塗るたびに切れ…。
これじゃ練習どころじゃないと嘆いていたところ、ネットで大先輩からのアドバイスをいただくことができ、再度白毛を交換しました。
本当にありがとうございました。
ところが無事に弾けるようになったと思ったのもつかの間、今度はすごく調弦しにくい…。
松ヤニを塗っても、三の糸だけちゃんと鳴ってくれない。駒の位置が正規の位置だと一の糸と三の糸が浮いてしまうので駒を真ん中あたりまでずらして(もーすぐ三味線になりそうな勢い)何とか合わせている状態です。
やはり保管状態や楽器自体の古さも大きく関係しているのかな?
近いうちにお店に持ち込んでメンテしてもらったほうがいいかもですね。
便利グッズ試してみました
手ぬぐいの代わりに胡弓を固定するグッズ、購入してみましたがなかなかお手軽でいいです。商品名は「胡弓の座」っていうそうです。
調弦に使っているアイテム
子供の頃は調子笛しか知りませんでしたが、数年前に下関の師匠から教えてもらったアプリがこれです。
Cleartune - Chromatic Tuner - Google Play のアプリ
Android版もiPhone版もあります。350円でこの性能はすごすぎる((((;゚Д゚)))) 音の設定は「1/3 meantone」にしています。
お琴で13弦を合わせるときはこれで1音ずつ確認しますが、胡弓だけを手早く合わせたいときは音叉の出番。夫が高校生の頃に部活仲間からプレゼントされた伝説()の逸品があるので、それを使わせてもらっています。絶対音感はないので、Aから半音上げてB♭を取っています。
そんなこんなの、ドタバタながらも楽しい胡弓。この鳴っている音が大好き。
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