文房具 万年筆

プレピークリスタルに極黒と青墨を入れてはや2ヶ月、愛用中！（ただし自己責任でね）

万年筆、大好きです。

それも無色透明ボディ、もうほんと愛してる。

※先日「透明」と「無色透明」は違うものだと再確認したので、字面がくどいかもですが後者を採用しました。

とはいえ良いものはお値段もとても良いので、もっぱらkakunoやLAMY サファリ、最高値でもプレラと遊んできました。

一番好きなのは父から譲ってもらったペリカンのM120（復刻版）で、それにペリカンの古典ブルーブラックインクを入れて、大切な文章（日記とか手紙とか）や気合いを入れて書く文書にはそれを使っています。キャップレスデシモも大好きです。

でも無色透明ボディ、本当に好き。インクの残量がすぐ分かるし、好きなインクの色を楽しめるし、見た目もなんというか、無色透明っていうだけで心引かれるものがあるんですよね…。

これまで使ってきた無色透明ボディの仲間たち

1. LAMY サファリ
   
   お手頃価格で書きやすさも持ちやすさもとっても素敵。ペン先はFを使用。クリップがしっかりしているので手帳にも挟みやすいです。
2. パイロット プレラ　色彩逢い（ちょっと模様入り透明ボディ）
   
   短め、少し模様が入っていて、カラバリがとてもいい。ピンクが好き。今となっては廃番となってしまったコンバーターのCON－50が標準装備でした。Amazonのレビューによると、2017年9月頃からはCON－40が入っているようです。
3. パイロット　カクノ　透明軸
   
   待ちに待ってた、カクノからの透明軸！！！EFもFもMも揃えちゃった！しかもCON－70入れちゃった！ただし自己責任でペリカンの古典BBインクを入れたら時間の経過とともに固まってしまったので、今は純正のインキを入れています。怖くて青墨や極黒は試せないんだぜ…。

プレピークリスタル発売ですって？！

さてさて、退院してしばらくたって、スマホやタブレットだけでなくちゃんとPCの前に居座ってあれこれできるようになってくると、入ってくる情報量が違ってきます。そんなとき飛び込んできたのが、万年筆業界で一番親しみやすい価格を誇るプラチナのプレピーシリーズに、プレピークリスタルなるものが発売されるというニュース！

プラチナのプレピーといえば、とにかくお手頃価格で簡単に手に入って、なのに書き味も悪くなくて、「最初に万年筆の風合いを楽しんでみたいならこれを選べば失敗しても致命傷にならない、安いから」
ってことで有名ですよね。私も0．2mmと0．3mm持ってました。

嬉しいですねえ。

で、このニュースを聞いたとき最初に思い浮かんだのが

このペンなら、自己責任でセーラーの極黒と青墨を入れて使えるかもしれない！なんせ安いから失敗しても怖くない！

ということでした。

やっぱり純正以外のインクを使うのは冒険ですからね。なんとセーラーの万年筆は持っていないので、評判を聞いてインクだけは持っていた極黒と青墨ですが、他社のコンバーターに入れるのは怖くて使うときはいつもつけペンを使っていたんです。でももしプレピークリスタルでうまくいけば、極黒と青墨を使うのにもうつけペンを使わなくてもいいかもしれない。

つけペンも好きなんですよ！がっつり書くことに向き合うときは最高。ただほら、詰め替え容器がとっても魅力的だったりするから…。旅行用のファンデーションケースに小分けして使っていたけど、やはりこぼれたり余ったり足りなかったりと、使い勝手はベストとは言えません。特に夕方、小学生が帰ってきてプリントや連絡帳に返事をするのにそこまで優雅にやってられんｗだいたい安い紙だとインクにじむしｗｗ

本体をヨドバシカメラで1本388円で、コンバーターも同じくヨドバシカメラで1本432円で購入しました。ほうら、本体よりコンバーターのほうが安いだろう？　ちなみにプレピークリスタルにコンバーターが使えるかどうかは、事前にプラチナさんのサポートに電話で確認して「詰め替え時に少し注意が必要ですが使用には全く問題ありません」という回答をいただいているので、迷っている方、安心してください！

実際に詰め替えて使ってみた

なぜか発送の都合でコンバーターが1日先に届くという生殺しの状態になりながらも、無事に本体も揃い、いざ装着！

じゃじゃーん。

予算の都合でコンバーターが同じ色になったから、どっちが何色か分からなくなりそうだよママン…。

なので、ここはガーリーテプラさんにご登場いただきまして、

こんなふうにラベリングしてみました。

ボディに貼ってしまうとせっかくのインク残量が見えにくくなるかな？と思ったのと、ペン立てに入れているとキャップに貼っているほうが見やすいので。

ちなみにカクノにも黒とブルーブラックしか入れていないのとペン先の太さが3種類あるので、こちらはペン先の太さでラベリングしました。初めてMを買ってみたものの入れるインクに迷っていてまだ使えない(´･ω･`)

そして一番のお気に入りの組み合わせがこちら。昔、父からもらったペリカン120（M＆K復刻モデル）と、ペリカンのブルーブラック。大好きな古典BBです。青墨の濃紺も好きですが、若干緑がかっているんてすよね。ペリカンのブルーブラックは本当に紺色なので、一番好きです。

古典BBより墨汁のほうが長持ちするとTwitterで見かけたときは愕然としましたがｗ確かに竹取物語とか源氏物語とか、いや万葉集とか木簡とかね

書き心地はとてもなめらかで、ぬらぬら書ける感じです。ペン先はFですが、カクノのFよりやや太め。そもそもカクノのFが細めなんだっけ？

2ヶ月あまり過ぎました。毎日使うわけではないのに全くインクが固まることなく、順調です。特に水に濡れたら困る郵便の宛名書きなんかは、もうこれしか考えられません。

でも大切な手紙や日記はこれからもペリカンで書くんだ…(*´ω｀*)