困ったら公式に聞け!文化出版局さん編:michiyoさんのフットカバーの編み方について教えていただきました

こんにちは、ひららんです。

猛暑の中でも編み物熱は止まらないようで、8月に入ってからはフットカバーと取っ組み合っています。実家に帰省した際に「この時期はフットカバーがいいよね」とかいう話が出たせいです。たぶん。決して「編みかけのパーツと残りの毛糸が出てきたから」ではな…いわけないですねすいません


これまでにトライしたもの

これまでフットカバーは2種類チャレンジしたことがあって、一つがこちら。デザインは柴田淳さん。

そして、もう一つがこちらです。デザインはmichiyoさん。

お二人とも素敵なデザインで、特にmichiyoさんのフットカバーはこの編み図のためにこの本を買った!というくらい惚れ込んでしまいました。

退院して、散らかっていて放置していた場所を少しずつ片付けていたら、昔買っていた素敵な毛糸がわらわら出てきて(そのわりに編みかけのストール一式は行方不明のままとか)、「あるもので何か編める」という贅沢にひたっているんですが、その出てきた中に

  • 完成した柴田淳さんデザインのフットカバー
  • 片方編み上がり間近で毛糸もそろったmichiyoさんのフットカバー

が、入っていたんですよ!!

これはもう、完成品は履くしかないだろうし編みかけは仕上げるしかないだろう

というわけでどちらもやってみることにしました。

放置からの復活

実は完成したフットカバーがなぜ活用されずにいたかについては切実な理由がありまして

体重が重すぎて編み目が足の裏に食い込んで罰ゲーム

だったので、履けなかったんですわ…(´・ω・`)

その頃よりBMIが7ほど少なくなった今なら!もう大丈夫かも!!

そんな期待を持って履きました♪ 結果、

…ちょっと痛い、かな? でも足裏マッサージ機能付きと思えば耐えられないことはないな、立ちっぱなしってことはないから大丈夫でしょ、ていうかこのデザイン可愛いなー、1日履いて脱いだら足の裏に軽く型が付いたな

でございました。

うん、量産してもいいかも。

そしてもう一つ。michiyoさんのフットカバー。

底はもう編み上がっていて側面を編んでいる途中で放置していたので、編み方を整理するために側面をいったん全部ほどき、1段目から編んでいきました。

棒針編みのときはお助けグッズはキラキラ部専門ですが、かぎ針編みのときはクロバーの閉じないタイプが大活躍。外れにくいし、いちいち止め外しするのって意外と手間なんですよね。どこまでもズボらんです。

無事完成。

困った、このままじゃ履けない

ところがここで問題発生です。

本の規定どおりのサイズに仕上がったんですが

踵が脱げる。

履いたそばから脱げる。

履いて一歩あるいたら、というか足を浮かせたらもうダメ。

これじゃ靴を履いてるときしか履けない…!絶賛引きこもり中なのに!!

もしかしたらモデルさんの足は私の足よりデカかったのか?!(身長は絶対高そう。間違いない。)

そんなことを考えて、私より足の大きい娘に履いてもらったんですが

「すぐ脱げますね」

一刀両断でした

困ったら公式に聞け!(編み物もね)

でもこのフットカバーもめちゃ可愛いし、たぶん足の裏マッサージ機能は付いてなさそうだからどうしても編んで履きたい…指定は3/0号だから2/0号で編んだら小さく仕上がって履けるかも? でも娘の足でダメだったのに単に小さく仕上げるだけで大丈夫なのかな?

長考していたら「困ったら公式に聞けばいいじゃない」と誰かがささやいたので、さっそくお尋ねすることにしました。

けっこう前の本なのでやや不安もありましたが、相談時間になるのを待って「リトルバード」さんに電話。

…おかけになった電話番号は現在使われておりません

Σ(゚д゚lll)

撃沈です。

ええい、じゃあ出版社の編集部にお問い合わせだー!!

ということで文化出版局さんにお聞きしました。電話はすぐつながったんですが、リトルバードさんの新しい電話番号を知りたいと伝えたところ、担当者さんが別件の対応中ということで折り返しお電話をいただくことに。

幸い、少し待っただけですぐに電話をくださって、用件をお伝えしたところ、出てくださったAさん(仮名)は「それなら私でも分かりますよ~」と快く相談に乗ってくださったのでした。本業もおありでしょうに、なんてお優しい。

「こんな可愛いフットカバーをどうしても履きたい、脱げないコツはないでしょうか」との質問にいろいろ教えてくださいました。

まず、モデルさんが履いたときは脱げなかったこと。24.5cmくらいだとお聞きしました。私より大きいけど娘より小さい…。じゃあ小さく編むだけでは解決しそうにないな、という感じで話は進み、いくつかアイデアをいただきました。それが

  1. 号数は2/0号で
  2. 踵部分の6段目で、オリジナルの編み図にはない減目で2目減らしてみる
  3. 側面はトータルで9段のところ、1段細編みをプラスして10段にしてみる

です。

それ全部やろうと思ったら何通りか編まないといけないことになりますが、ぴったりサイズになるならやらざるを得ないでしょ!

短い時間に的確なアドバイスをくださったA様、ありがとうございました!

あ、そういえばリトルバードさんの新しい電話番号聞くの結局忘れた

いざ、改良!

さて、さっそくいただいたアイデアをもとに編み直し。まずはラストの9段目をほどき、細編みを1段プラスして仕上げてみました。

→かろうじて履き続けることはできたけど、油断するとすぐ脱げそうになる

次に6段目の後半部分までほどき、踵部分で2目減目してみました。この後、編み図どおり9段で仕上げるか、細編みを1段プラスするか迷ったんですが、長めのほうが脱げにくかろうと思ったので一気に10段で仕上げました。

結果、なんとか履いて歩いても脱げないフットカバーが完成しました\(^O^)/

最初に仕上がっていた大きい方を全部ほどいて(比較したらこんなに違ってました…)

パターンにもだいぶ慣れたこともあって、今度はスイスイ編めました。というか編み始めたら日付が変わっても止められなくなる性格を誰か止めてくださいお願いします

で、ようやく1ペアが仕上がって小躍りしたのもつかの間

やっぱり油断してたらすぐ脱げる(ノД`)

このままじゃ無理ということで、もうここで諦めることにしました。

もしかしたら細編みを1段プラスするところで踵だけ長編みにしたら良かったのかもしれないなーと思いはしましたが、ちょっと集中力が切れちゃったので。

というわけで

現在、柴田淳さんのパターンと取っ組み合っています。ラメ糸の鎖の山を拾うのはかなりの難所でしたが、そこさえクリアーできたら何とかなるのでしばらく楽しんでいきたいと思います。

初めての毛糸と仲良くなるのに、ついスレッドコードを編んでしまうわたくし。

結果的に私には履けなかったmichiyoさんのフットカバーは、先日帰省してきた義妹ちゃんに試してもらったらちょうど良かったので、そのまま持って帰ってもらいました♪お、押し付けたわけじゃないんだからね!



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