DAY471
こんにちは、ひららんです。
お正月はのんびりするつもりが予想外に仕事始めになってしまって嬉しい悲鳴
「無理しない」をガンバリマス←
急性リンパ性白血病になってから今日まで、3人の主治医の先生にお世話になってきました。最初に化学療法を担当してくださったT先生とS先生、骨髄移植で担当してくださったS先生、現在外来でお世話になっているF先生。
皆さん本当に頼もしくて素晴らしい先生で大好きなんですが、今日はその中の化学療法から骨髄移植までお世話になったS先生のお話をしたいと思います。
私が急性リンパ性白血病だと診断された病院では、化学療法は受けられますが骨髄移植はやっていないので、骨髄移植は大学病院ですることは最初から決まっていました。T先生に病名を告げられたとき、真っ先に「治りますか?」とお聞きしたら「治ります。大抵の方は治ります」と言われて安心したものでした。
そして、T先生と一緒に治療に当たってくださったのが女医のS先生でした。お若くてスタイル抜群でとても可愛らしい、なのに話が分かりやすいうえ患者の気持ちになって接してくださるという、もう本当に素敵な先生。
私が入院したのは1月でしたが、聞けばS先生はもともと大学病院所属で、その病院には1年契約で派遣されているとのこと。3月の化学療法が終わって4月以降は大学病院に戻られることが決まっていたため、もう会えなくなるなんて…とショックを受けていたら、私が骨髄移植をする頃にはまさにその病院にいらっしゃると教えてくださって、ものすごく安心したものでした。
無菌室で個室なのをいいことに部屋中デジタル化していた私に「ノートパソコンを買いたいんだけど、どんなのがいいですか?」と質問してこられたこともあったりして、いろんなことを安心して話せました。
面会に来てくれる子供たちのことを「みんな美形ですね、まあひららんさんはご夫婦そろって美男美女だから」と持ち上げまくってくださったり←
骨髄移植のために入院したとき、主治医がS先生に決まったこと、とても嬉しかったです。
いやもちろんほかの先生も素敵だと思うんだけどやっぱり気心の知れている先生だと安心感が違うじゃないですか
移植前の不安も丁寧に受け止めていただきました。移植後も毎日真剣に経過を診ていただきました。
GVHDの検査のための胃カメラと大腸ファイバー、特に胃カメラは本当に苦しくてつらかったんですが、必要があったので2回受けました。2回目はS先生が出張で不在で、朝いきなり別の先生から「今日胃カメラやっときましょうね」と言われて「ええええええまさかS先生のオーダー?!」と驚愕したんですが、夜になって病棟に顔を出されたS先生が開口一番「今日胃カメラやったんですって?!」と驚いておられたので、安心して「マルクのほうがラクです~(´;ω;`)」と泣き言を言ってしまいました。そのときも背中をさすってねぎらってくださったんですよ…。
主治医として、私や家族の不安やつらさを真剣に受け止めてフォローしてくださいました。本当に感謝しています。
退院のときの説明のときに「ひららんさんは大丈夫だと何となく思ってました」なんておっしゃるから、もうほんと嬉しくなってしまって。
退院してからしばらく、外来受診のたびに病棟へ冷やかしに行ったりしてたんですがなかなかお会いできず。1度、慢性GVHDで発熱が続いていたとき、免疫グロブリンの点滴中に隣のベッドのマルクにS先生が来られたのが声で分かって、思わず「S先生ですか?ひららんです」と言ってしまいました。そのときもすぐ「こちらが終わったら行きますね」と顔を見に来てくださいました。
今年度は、研究のため院生に戻られたそうです。
名簿を見ると、私が入院していたときに病棟におられた先生のうち実に4人が院生に! うち1人がS先生、あと2人はチームで担当してくださっていた先生(お一人はいろいろフラグを立てて笑わせてくださる方、もう一人は私が病室でガンダムユニコーンのサントラを聴いていたらすぐ分かってくださった方で、だったらKalafinaもお好きなの分かりますと納得してくださった方)残るお一人は外来で1度マルクをしてもらったときにとてもお上手だった先生。
病棟に行ってももうお会いできないのは寂しいけど、もう入院は嫌だから、そこはまあ置いといて。
先日次男が帰省したときに聞いた話によると、次男の勤務先の病院にS先生らしい人が見学に来ていて、目が合ってお互い一瞬動きが止まったとか。次男はインフォームドコンセントのときに同席していろいろ質問していた(し夫に激似だ)から覚えておられたのかな? 血液内科の人が案内していたというから、それはビンゴだろーという話で盛り上がりました。
次のステージへ向けて研究を続けてらっしゃる先生方、心から応援しています。
ちなみに私が本退院した直後の学会でS先生が発表されたときの記録がこちらです。病名と投薬名と症例がどんぴしゃりなので、もしかしたら私の症例も入っているかもと思うとちょっと嬉しい(*´ω`*)
第117回日本内科学会中国地方会が開催されました | 岡山大学病院 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科
11月18日、第117回日本内科学会中国地方会が開催されました。当科からは、坂本真衣子先生がDasatinib投与Ph+ALL症例でのCMV-DNAモニタリングの有用性について、研修医の清水和久先生が、喀血で発症した高齢者肺底動脈起始異常症についてそれぞれ発表しました。限られた時間での発表と質疑応答でしたが坂本先生、清水先生とも素晴らしいプレゼンで、多くの質問が出ていました。他施設の先生方と...
先生、大好き!
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