古いノートパソコンをChromebook化したい話(2)実際にやってみましたよ

こんにちは、ひららんです。

前々回で(1)を書いた、その続きです。ネット上にたくさん転がっている情報を集めてVAIOのChromebook化に成功したので経緯をまとめます。なおこちらの記事が大変参考になりました。ここ読んだらこの記事要らないかもですw

CloudREadyを使用して、VAIO Type-PをChromeOS化する

自宅で眠ったままになっていた VAIO Type-PをCloudREadyを使用してChromeOS化してみました。手順は2016年8月31日に確認したものです。CloudREadyを使用した起動用リカバリメディアの作成ChromeBook



準備したもの

  1. USBフラッシュメモリ(8GBか16GBのものでないと作動しないので注意)
  2. 古いノートパソコン(2007年~ならまず大丈夫らしい)
  3. ChromeBookリカバリユーティリティをChromeに追加
  4. CloudReady(データ。USBフラッシュメモリに入れて古いノートパソコンを起動する時に使う)

実際の手順

USBフラッシュメモリを用意

まずはUSBフラッシュメモリを用意しました。なぜかは分かりませんが、8GBか16GBのものでないとうまく作動しないようです。私が持っていたのはもう10年近く前に持っていた4GBのものだったので、新たに16GBのものを購入しました(ついでにNintendo Switch用のMicroSDカードも買いましたがもちろんこれは本筋には関係ありません)。

ChromeBookリカバリユーティリティをChromeに追加

  1. ブラウザーGoogleChromeを起動して、アプリストアから入手します。http://www.neverware.com/free#freedetailsから。
  2. インストールできたら、次回からはアプリ「chrome://apps/」で選択できるようになります。

CloudReadyを用意

こちらのサイトから個人用の無料版をダウンロードします。

CloudReady Home Edition Free Download - Neverware


私は最初、「自分はWindowsユーザーだから」と「USB Maker」をダウンロードしてUSBフラッシュメモリに入れて全く起動できませんでした← その下にある、MacかChromebookユーザーというところでお持ちのノートパソコンに合わせて64bit版か32bit版のいずれかをダウンロードしてください。ダウンロードしたら解凍してください。

USBフラッシュメモリにデータを入れる

ChromeBookリカバリユーティリティを起動して、CloudReadyをUSBフラッシュメモリに入れます。「設定→ローカルイメージを使用」を利用するのがポイント。

ノートパソコンの起動をUSBフラッシュメモリに設定する

文字通りです。これはBIOSを起動して設定します。やり方は簡単で、

  • 電源ボタンを入れる
  • ロゴマークが見えたら該当するキーを連打する

です。のんびりしていると普通にWindowsが立ち上がってしまうので電源ボタンを入れてすぐに連打開始でいいと思います。機種ごとにキーが違うようなので、その辺はお持ちのパソコンに合わせてください。うちのVAIOはF2でした。

BIOSモードで起動の優先順位を外付け機器にできたらOK!

USBフラッシュメモリを古いノートパソコンに差して起動する

USBフラッシュメモリを古いノートパソコンに差して電源ボタンを入れます。このときBIOS起動用のキー(これも機種ごとに違うみたいです。うちのVAIOはF11でした)を押します。連打ではなく、押しっぱなしです。最初連打してたら普通にWindowsが起動してしまいました。

実際に設定したのはここまでで、あとは画面に従って進んでいくと、無事Chromebook化できました!

あれ?USBフラッシュメモリ抜いたらWindows?

ここで少し気になったことが。それは

使っている間、ずっとUSBフラッシュメモリがチカチカしている(データのやり取りをしている)…。

もしかしてこれ、USBフラッシュメモリ抜いたら使えない?

差しっぱなしだと出っ張りが気になるし、せっかく16GBのUSBフラッシュメモリだからインストールさえできたらあとは普通に使いたいなあと思っていたのでいったん電源を落として再起動してみました。

…はい、見事にWindows7起動!(説明を最後まで読めと)

しかも終了するときに更新プログラムなんか始まっちゃって時間かかるったら

で、時間ができたところで解説記事をよくよく読むと、HDDにインストールするのはまた別の手順だったんですね。ははっ、気が付いたからいいんだよ。

まとめというか最終的に迷うこと

うん、そのために前回親指シフト入力について書いたんです。

要は「動作がサクサク、GoogleChromeを使ってできることはほぼ網羅している疑似Chromebookが手に入る」代わりに「そっちでは親指シフト入力ができなくなる」ということなんですよね。

でも、古いノートパソコンを普通に起動してもまともに使えないのであれば、たとえ親指シフト入力ができなくてもChromebookにすることに何の問題もないかなあと。むしろメリットのほうが多いんでないかい?

まー近いうちにHDDにインストールしちゃうと思いますが。

古いノートパソコンを持て余していてChromebookがあったらいいなと思う方、ぜひ仲間になりませんか?

ちなみに買ったのはこれです。

0 件のコメント :

コメントを投稿