先日、新井素子さんの『星へ行く船』のシリーズ新作が出たと知り、すぐ読みたくなり、ご予算がががで悩み、3冊一気買いして一気読みしました(ここまで2日間ぐらい)。
新井素子さんのデビュー当時、まさに私自身も女子高生だったり女子大生だったりして、どストライクだったわけですね。ほかにも氷室冴子さん、久美沙織さん、正本ノンさん…名前を挙げるだけでも懐かしい方々の作品を読んできました。
で、『星へ行く船』。
ご存じの方には語る必要もなく、主人公の森村あゆみちゃんが家出して云々かんぬんあって再度船出するまでのシリーズなのですが、5巻で完結したので自分の中でもそれで終わりだと思っていました。
不意に懐かしくなって古本を買い直したのが何年前だったかな?
でも今はもう小さい字の本を読むのがとてもつらくて、電子書籍でフォントサイズを調整できる自由を知ってしまうと、読み込む本はできれば電子書籍で持っていたい(物理的に本棚がヤバいというのもあって)。
そんなわけで『星へ行く船』の電子書籍版が出たと知ったときには大人買いしそうになったのですが、1冊1210円からって、、お高い、、前は文庫だったのに(T_T) そして今も文庫なら持ってるから読めないことはないのに、ってことで購入は見送ってきました。
それが!
今回、シリーズに新作が出たと聞いて!
(時系列的には前日談ってことになるんですが)
しかもラストに『星へ行く船』の後日談が載ると知って!!
うぎゃー読みたい だけど3冊 でも読みたい
そんな逡巡が1日ほどあって、昨晩一気に買いました。
さすがに一晩で3冊は無理だったんですが、今日の午後には全部読み終えていました。
なんてったって読みやすいですからね
この3冊は麻子さん目線の物語です。
水沢氏とまだお付き合いが始まったばかりの頃。中谷君もまだ入所していませんでした。ていうか太一郎さんが火星に来るところからスタートなので、本編にあゆみちゃんが出てくるシーンはありません。
でも8巻のラストに(以下略)
あっという間に読み終えてしまい、内容にうるうるしたのもそうなんですが、30年前に夢中になった物語の新作をこうして読めることがなんて幸せなんだろうと思うとそれも嬉しくて泣けてきて、集中して画面を見つめていたこともあって、いま目がとってもしょぼしょぼしています。
だけど読んでよかった。
1~5巻も、たぶん近いうちに買っちゃうな。
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あと、Kinoppyは本を閉じるときに「読んだとこから再開」「最初から」を自動で設定できるので、地味に使い勝手がいいんですよね。
面白かったです。
楽しかったです。
次は久しぶりに村上春樹さんの『1Q84』を読もうと思います。
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