急性白血病 自宅療養の記録

1年7ヶ月ぶりに路面電車に乗りました。

画像は岡山電気軌道様からお借りしました

DAY346

こんにちは、ひららんです。

今日は所用のため

• 午後から
• 一人で
• 途中まではマイカー、そこから公共の交通機関を利用して

お出かけしてきました！

過疎地在住のため日頃はマイカー移動、おかげで感染症対策が少し楽ですが、今日は駐車場の場所等を考えるとどうしても電車を使うのが良さそう（体力的に）。暑さや体調のことがあるので「できれば行く」ということにして、行けそうだったので敢行です(｀･ω･´)

いざ、出陣！の直前に

前日私の車に乗った夫氏、帰宅が夜だったためサンシェードをかけずに放置していたことが発覚

車内の暑さはサウナ以上からのスタートで思わずLINEでヴィーチャの「マジ激おこだよ…！！」スタンプを使ってしまいました。

出発前から既にHPがちょっと削がれましたがしっかり吐き出してから再スタートです

安全運転を心がけて、車を停めてからいざ公共の交通機関へ。

そう、1年7ヶ月ぶりの路面電車です。

前回乗ったのは、白血病だと告げられた翌日のこと。当時の職場で2人の生徒さんの最後の授業をするためでした。

突然告げられた病名を受け止められない気持ち、世界がふわふわ回っているような感覚で、他の乗客の人たちとの間に見えない壁を感じたことを今もはっきり覚えています。

「皆さんには分からないでしょうけど、私、白血病らしいんですよ。明日から入院するんですよ」と心の中でつぶやいていました。

常識的に考えるとその日の仕事はキャンセルしても良かったと思うけど、どうしても会って挨拶がしたかったんです。

ほかに担当していた生徒さんも自習のために登校していたのですが、私の時間に合わせて残ってくれて、直接挨拶することができました。

まだ受験が終わらず進路の決まっていない生徒さんもいて、「こんな時期に放り出してごめんね」と謝る私に「これまでこんなに教えてきてもらったから、あとは自分たちで頑張ります」と言われたときには返す言葉が見つかりませんでした。ええ子たち、ホンマええ子たち…。

あれから1年7ヶ月たったんだな…と思うと、所用の後にそのまま教室まで駆け込みたくなる気持ちもありましたが、私が教えていた子たちはもうみんな卒業して立派な大学生になっているので、もうそこにはいません。スタッフさんや講師仲間にも会いたかったけど、そこは体力と相談ということで。

また近いうちに乗れるといいな。

マイカーだと荷物の量を気にせずいくらでも入れられるからどんどん荷物が多くなる女なんですが、今日は一人で電車に乗る＋日傘＋杖＋キャリーカートは使わないという条件だったので、荷物をどこまで減らせるか、ある意味一番試された気がする…。