生きてこ!

戦友の旅立ちの知らせはいつも悲しい

絡み方が少なくても多くてもそれは同じ

ご本人の苦痛、無念さ

残された方のご心痛

たとえ会ったことがなくても

顔も本名も知らなくても

同じような病気と闘ってきた大切な仲間だ

自分は遠くにいて知らせを聞いて泣いてご冥福を祈ることしかできない

生きていたら毎日いろんなことがある

本当にいろいろ出てくる

最近は同時進行のプロジェクトをいくつ抱えてるんだというリアルモグラたたき状態で

正直、あーしんどいなって思うときもある

だけど

生きるための苦労がなんぼのもんじゃい

旅立ってしまった仲間のことを思うと

それだけで何もかも吹っ飛んでしまう

だからみんな

生きている間は、何があってもへこたれず生きてこ!

しんどいときもある 何もかも投げ出したいときもある

でも気持ちはいつも寄り添っているから

一緒に乗り越えてこ!

どうか神様

いつか

「ねえ知ってた? 昔はガンって治らない病気だったらしいよ?」なんて会話が当たり前になる世の中になりますように

何年後でもいい 何十年後でもいい

そんな時代が来ますように

わたくしのすべてのさいわいをかけて ねがう
            ~宮沢賢治 「永訣の朝」より~

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