大腸ポリープ切除してきました・続き

こんにちは、ひららんです。

大腸ポリープ切除について、前回の続きです。


いざ病院へ!

一人で行くのはもう慣れたので、予定より30分ほど寝坊したものの無事出発…しようとしたら

起きてから飲んだお水のせいで刺激されたのか急にトイレに呼ばれてえらいことに

結局予定より20分ほど遅れて出発することになりました。まあ渋滞するポイントはいつも決まっているし、ちょっと霧がすごくて濃霧注意報だったりしたけどまあ無事に時間までに検査室に到着することができました。

採血がないなんて、新鮮です←

付き添い込みでけっこう多くの人がいて、今日は仲間がいるんだなーと思ったり。

ところがなぜか受付のお姉さんに「ひららんさんはお薬のことでちょっとお話があるので、皆さんが移動されてもここで待っていてください」と言われてしまいます。あーやっぱり普段のお薬のことで何かあるのかな? と思って待っていたら、担当の看護師さんから言われたのは

「前回の検査のとき、モビプレップが飲めなかったんですよね? ほかにもお薬があるんですが、どうなさいますか?」

あーそのことでしたか

そこまで記録を見て配慮してくださるんだなあ…とほっこりしてから、当時はとにかく吐き気と体調で飲めなかったこと、今日はたぶん飲めると思うということをお伝えして、私もモビプレップ組に入りました。後から来た方で一人だけ違うお薬の人がいて、聞けば本当にモビプレップが受け付けなくて吐いちゃったことがあるとか。

検査待合室に少し遅れて入ると、机とテーブルとモビプレップと説明書がしっかり人数分用意されていて、説明も始まっていました。うわーなんか検定を受ける前みたいだなどと思いつつ自分の名前が書かれた薬袋の載った席へ。

去年も見た、「便がこの状態になったらナースコール」という写真を見て、9時からモビプレップスタートしました。

ひたすら飲んで待つ

そこからはもう延々と、15分かけてモビプレップ×4回とお水×2回を飲んでいくわけです。その間、トイレに行く時間も出てくるから、それだけで2時間近く。

お隣と後ろの席がご婦人だったので、みんな何とはなしに雑談が始まり、説明が終わってテレビがついたらその内容についてわいわいおしゃべりしたり。暇つぶしに毛糸(猪谷靴下セット:夫用)を持っていっていたけど、それも少しずつ触りながら過ごしました。初めて会うのに、同じ検査を受ける準備をするというだけでこの連帯感w

でも、その中で切除するのは私だけで、ほかの人は検査だけだったみたいです(トークしてない人のことまでは知りませんがみんな順番が来てから戻ってくるのが早かったので、ほとんど検査だけだった模様。一人だけいろいろ注意を受けていた人がいたので、その人は切除だったかも)。

待ち時間が長くなるのは分かっていたから実況しようかと思っていたのに、まさかの圏外

窓際とか、後で気付いたけど廊下ならつながったんだけど…あの病院の2階のつながりにくさはなんとかならないものか

そのうちOKが出た人から順番に検査に呼ばれていきましたが、私は案の定なかなかOKラインにたどり着くことができず、結局一番最後になりました。検査だけの人は私の待ち時間が終わる前に検査も終わって帰っちゃって(^_^;

待合室で一人になったのでリモコンの場所に気がついてチャンネルを替えたりしましたが「まんぷく」には間に合わず

結局テレビは消してスマホに入れていた音楽を聴きながら編み物をして待ちました。カラヤンの「田園」と編み物がよく合うんだ…特に第2楽章がね。なぜだろう。

でも最後は眠くなってうたた寝してました←

やっと順番が来て手術です!

検査室でスタッフさんとご対面

もうみんな帰って、部屋のお片付けも終わってから、ようやく順番が来ました。電波の入る場所を探しつつ夫に経過を知らせ、たぶんお迎えは想定より遅くていいよーと連絡してから検査室へ。

着替えや金属類のことは前回も同じだったので、準備を整えて検査台へGO。末梢から痛み止めと鎮静剤を入れてもらったのですが、そういえば前回はCVカテーテルからだったなあとか、ここまでの移動も全部車椅子だったなあとか、急に思い出してしまいました。うん、本当に元気になってきてるんだね。

とっても親切な看護師さんお二人に準備してもらっているうちに担当の先生が入ってこられて、何か話さなきゃ!と思って口走ったのが

「先生、お若いですね~!」←

初対面でこれから手術してもらう人に言うことかよ…いやだって何と言うかサッカー系のシュッとした感じの先生だったから

まあメガネ外してたしきっと鎮静剤のせいだ

でも先生は意外と冷静で「そうでもないですよ」、そこから干支の話を振って、でも計算できず固まっていたら「五つ違いですね」と言われて「あ、そりゃ確かにそんなにお若くない」と納得したり←

でも本当に爽やかなイケメン先生で

しかも検査室のBGMがサザンで

誰のチョイスだろ~と思ってるうちに手術が始まりました。

鎮静が効かないから実況祭

内視鏡を入れるときに先生が「ちょっと嫌な感じがしますよ」とおっしゃったのですが

もちろんそれは分かっていましたが

ちょっと待ってまだ私意識あるんですけど

えーーーいつになったら意識飛ぶの? ってぐらい、全く眠ることができないじゃないですか!

目をつぶろうとしていてもなかなか落ち着くことができなかったので、もう開き直って画面を見ながら実況に参加することにしました。結局最後まで、はい、これがポリープですよ~とか、これから切りますよ~とか、カメラが進んでいって先生が手をくいくいっと回していくのをガン見してました。意外と面白かったです。

後から聞いたお話では、本来切る予定だったポリープのほかにもう一つ小さいのが見つかって、あとGVHDの生検用に7カ所採取されたそうで、合計9カ所切ったことになります。多! しかしまあ手先の動作で内視鏡を操るのってすごいですね。特に出血が見られることもなく、無事に終了しました。

安静からの帰宅

全く効果はなかったけど鎮静剤を使ったので、術後1時間は安静にしていないといけません。安静室で落ち着いた頃、ちょうど夫が到着したようで、先に会計等も済ませてもらうことができました。

同じ頃、先生も説明に来られて(一瞬驚いた表情だったのはきっと術後にウィッグで変装したせいだと思う、メガネをかけて見たら確かにそこまでお若くは見えなかったかもしれない)、手術の内容を詳しく説明してくださって、次回の予約も取ってくださいました。

夫が手続きをしに行ってくれた後、ようやく鎮静剤が効いたようで、1時間ぐらい爆睡していたようです←

看護師さんから「点滴も終わったので、もう帰っていいですよ」と声をかけられたので帰り支度を始めました。靴を履かせてくださったんですが、私が履いていた靴下(手編みのゴジラ靴下)を見て「これって手編みですか?! こんな素敵なのが編めるんですね!! 目の保養になりました(*´ω`*)」なんておっしゃるので、もう私の心臓わしづかみですよ(*゚∀゚*)本当に素敵なスタッフさんたちに恵まれました♪

あと、「とても素直な腸なので、次は鎮静なしで大丈夫だと思いますよ」という謎の太鼓判いただきました。

で、夫に運転してもらって無事帰宅したものの、なんと、椅子に座るのがつらい!!

座椅子でないとつらいなんて、まるで一時退院のときの体力レベルじゃないですか

感覚としては、盲腸の手術で退院した直後が近いかな?

内視鏡やし、日帰りやし、骨髄移植に比べたらちょちょいのドンよ~とか思ってなめてましたスイマセンスイマセン

たとえ内視鏡といえど、体の一部を切り取ると傷つくし体はダメージを受けるものなんですね。

そんなわけで当日は座椅子とスマホが精一杯、翌日も1日パジャマで過ごし、術後2日目にようやく着替えて起き出すことができました。

しばらくの間は仕事、我慢しとこ(^_^;

今回の教訓:消化の良い食事は二、三日前からやっとこう。前日はゼリー等オンリーでもいいくらい。

0 件のコメント :

コメントを投稿