4月13日、骨髄移植から5年(と7カ月)、LTFU外来を卒業です!

 こんにちは、ひららんです。
少し前のことになるのですが、4月13日(木)のこと、このたびめでたくLTFU外来(節目外来とも)を卒業することができました!

 LTFU外来というのは、私の病院では移植から半年後、1年後、2年後、3年後、4年後、5年後に受ける検査です。順調にいけば6回で受診終了することになります。その日は1日で採血・心電図・胸部レントゲン・肺機能・婦人科・眼科・歯科を回るので毎回”どう回れば早く帰れるか”予定を確認してきました。yuu-mamaさんが教えてくれたのですが、採血が済んでからすぐに心電図に回るとかなりいい感じでした。

 私が骨髄移植をしたのは2017年9月13日なので、本来であれば6回目の受診は2022年9月の中旬でした。
 ところがその年の8月末に夫が新型コロナに感染してしまって。病院に連絡したところ規定の日数をクリアできないのでその日はキャンセルになってしまいました。なんとか家庭内感染は防ぎきったのでそこはいいんですが、何日も熱が下がらず、熱が下がったら今度は喉の痛みに悩まされた夫も大変だったと思います。今はすっかり元気です。

 LTFU外来は1年後の予約を当日取るので、簡単に「じゃあ来週」というわけにもいかず。その時点で今年の4月にずれ込むことになりました。定期的に8週おきに通院していて深刻な状況ではないこともあったと思います。
 ただ今年に限っては末っ子が高校に入学するというイベントがあったため、まだ知らない(というか志望校も決定していない)入学式の日程を想定して中旬に決めたのでした。

 朝7時前に出発し、採血からいつものルーティンであちこち回りました。前回と違っていたのは歯科病棟のリフォームが終わったことと、眼科が歯科病棟に移ったこと、移植中から診てきてくださった先生が異動されたことでした。
 それでも順調に回ることができ、最後の診察で優しいK先生とお話しして、経過が順調だからこれでもうLTFU外来は受診しなくてもいいですよとお言葉をいただきました。

 感無量です。

 この5年7カ月にはいろいろなことがありました。家族のできごとで言うと末っ子の中学入学から卒業、そして高校受験からの入学。両親の老いも感じるようになりました。

 今も慢性GVHDのためステロイド剤の服用が必要ですが、前回の定期受診ではウルソ(よく飲み忘れた)卒業になり、受診が12週間隔になり、次回はフルコも卒業になる予定です。

 今、生きていられることが、本当にありがたい。

 去年から黄斑浮腫を発症したり五十肩(左が治ってきたと思ったら今度は右なう)に悩まされたり週に2回は熱発だったりといろいろポンコツみはありますが、5年後生存率55%の壁を突破できたことは本当に嬉しい。

 (もうすぐ)6年前の自分に教えてあげたい。
 大丈夫だよ、あなたは生きられるよ、治療はしんどいけどよく頑張ったんだよ、と。

 ドナーさんはじめ支えてくれた全ての方に感謝します。

 ありがとうございました。

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