DAY357
こんにちは、ひららんです。
日本には病人にとってありがたい制度が整っていて、毎月の高額な医療費を限度額までしか負担しなくていいおかげで高価なお薬を続けることができるんですよね。
ドクターから初めて「急性白血病です。」と言われて頭が真っ白になっていた私に、先生はすぐ「明後日、入院してください。」と有無を言わさず事務処理に入られました。生まれて初めて骨髄穿刺(いわゆるマルク・ただしそのときだけ胸からだったけど)をしたのはその直後のことでした。
「私、一言も『治してください』『入院させてください』なんて言ってないのになあ」と妙に感動したのを覚えています。
で、何やかんやありまして2017年は自宅にいるより病院にいる期間のほうが長かったんじゃないかと思うんですが、現在はたくさんの薬を飲んで免疫や慢性GVHDの調整をしながら自宅療養をしています。
これまで持っていた免疫は移植で全部なくなってしまったので、感染が一番怖いです。
体力も落ちました。
体重もかなり減りました(これは心底嬉しい)。
軽い家事ならできるようになったけど、まだまだ専業主婦として全ての家事を毎日できるほどには至らず。フォローしてくれる家族に甘えています。
猛暑だったこともあって、ここ最近はとにかく外出しないようにしていました。予定を入れるときは隔日にするとか1日に1ヶ所だけにするとか、ゆっくりペースで動くことを優先していましたね。
そんな状態なので、職場復帰についても色々と考えてしまいます。
これまで複数の業種を渡り歩いてきたわたくし、直近は委託で高校生の個別指導をやっていたので、もし復帰できるなら、例えば週に1コマだけとか、そういう緩い復帰が許される環境ではあります。
でも、それがたとえ週1回、半日だけでも定期的に出かけなければならないという生活に今の体がついていけるのか。
もし減薬の過程で高熱が出たりしたら? 入院することにでもなったら?
教室は個室じゃなく個別ブースだから、もしスタッフや生徒さんの誰かが感染症にかかっていたら?
不安を数え始めたら、きりがないんですけどね。
先日の外来で先生と職場復帰についての話が出たこともあって、いろいろ考えてしまいます。うん、もちろん前向きに。
でも無理だけはしないよう、焦らないよう、その辺は自重しないとな。
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